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2025.11.08

AFURI事件最新判決令和7年10月30日~商標登録は有効か~

AFURI事件の最新判決を解説します。この判決は、吉川醸造株式会社による「雨降/AFURI」の使用可否を争う民事訴訟(差止や損害賠償を請求)ではなく、AFURI株式会社が有する「AFURI」の商標登録の有効性を争う行政訴訟の判決です(知財高裁令和7年10月30日判決、令和7年(行ケ)第10038号、判決文はこちら)。

 

「雨降/AFURI」を変更するかどうかはインパクトが強く、炎上の発端となったのが差止請求と損害賠償でした。このため、民事訴訟に最も関心が寄せられているわけですが、今回の行政訴訟も重要な論点が含まれています。そもそも商標登録が無効であれば民事訴訟で商標権侵害にもならないためです。

 

結論として、AFURI社による商標登録は無効でない(有効である)という判断が出ました。「阿夫利山」に基づき識別力がない(特徴がない)という吉川醸造の主張を知財高裁は退けました。その理由は端的にいうと「AFURI」が地名とは認識されないということでした。詳しい理由やその他の論点については、以下のYoutubeとPodcastで話しています。

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AFURI事件の前回の判決や広報合戦については以下の記事をご覧ください。

【AFURI事件】ラーメン店が提訴で商標権侵害!?酒造メーカー吉川醸造との広報・訴訟合戦を解説

【AFURI事件その後】雨降と類似か?判決を解説

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