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2021.12.26

ネーミング変更で売上アップ

先日、テレビでネーミングに関する番組が放送されていました。サンドウィッチマンやKis-My-Ft2が出演しており、ネーミング変更により商品の売上が上がった事例など良いネーミングが紹介されていました。 興味深かったので、その一部を紹介します。

 

・モフィット → ひつじのいらない枕 売上32倍

頭にもっちりフィットする枕という意味でモフィットというネーミングでした。これも悪くないと思いますが、分かりやすさと面白さは新ネーミングが圧勝でしょう。

 

この「ひつじのいらない枕」は、日本ネーミング大賞のルーキー賞(2021年)を受賞しています。実は、弊所brandesignの「ネーミング会議®」もこのルーキー賞に応募したのですが、残念ながら受賞せずでした…しかし、エントリーネーミング一覧に掲載されたのは嬉しいです。

 

・下履き手袋 → 手袋の下着 売上3倍

手袋の内側につけて汗を吸収する商品。他の候補は「汗取り手袋」や「アンダーグローブ」だったそうです。手袋の下着の方が「おっ!」と目を惹く捻りがあって良いですよね。

 

この商品は斬新な用途なので、普通名称化しないよう注意が必要だと思います。つまり、消費者は、この会社の商品以外についても「手袋の下着」と呼んでしまう現象が起き、この現象を放置すると「手袋の下着」は誰のブランドでも無くなってしまいます。

 

・お嬢サバ 15,000匹が完売

一般的な養殖は海で育ち、サバは寄生虫がつきやすいという欠点があります。一方、この「お嬢サバ」は卵の頃から濾過されたキレイな地下海水を使ってるため、アニサキス(寄生虫)つかなず生で(白子や肝も)食べれるそうです。虫が付かないよう大切に育てられたプロセスが「箱入り娘」を連想させることから「お嬢さま」にちなんで名付けられたそうです。

 

サンドウィッチマン伊達さんの 「オスはオジサバ?」というコメントがさすがだなと思いました。

 

・闇落ちとまと 売上20倍

「尻腐れ」という黒ずみで見た目が悪くなるトマト特有の生理障害があるようです。実は、この尻腐れは、味や安全性に問題はないばかりか、甘さの証でイチゴ並みの甘さらしいのです。しかし、見た目が悪いため売れないというもったいない状況がありました。そこで、ある農家さんが「闇落ちとまと」の名前で売り出したところ人気商品となったのです。

 

逆転の発想ですよね。いくら丁寧に説明しても理解してくれない消費者が、名付けると興味が湧く不思議。ちなみに「闇落ちトマト」のネーミングは、資質を持ちながら暗黒面に落ちたダースベーダーが由来だそうです。

 

いかがでしたか?こうして見ていくとネーミングの重要性が分かりますよね。そして、上記ネーミングのほとんどは商標登録されています。良いネーミングを考案しただけでは、考案者には何の権利もありません(著作権は基本的にありません)。良いネーミングをして”営業マン”として宣伝していく場合、商標登録をしてキッチリ足元を固めることが重要です。

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