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2021.07.01
逆転弁理士の知財業界での夢と希望
ドクガクさんの弁理士の日記念ブログ企画2021にて以下の記事を書きました。
1.業界に入る前
最初の夢は、弁理士になる事と弁理士として大学の非常勤講師になる事だった。
そもそも、弁理士を目指したキッカケは色々とあるが、1番大きいのは高校時代の親の破産だった。世の中何が起きるか分からないと思い、大学で資格取得を決意。
「弁理士岡村誕生秘話(ゆるカワ商標ラジオpodcast版)」
夢をイメージしながら2009年、弁理士試験に合格。2013年には非常勤講師として大学院で商標実務を教えることになった。最初の夢が叶った。
2.弁理士になった後
次は特になく、日々の業務を必死に、ただ貪欲に知識を吸収し経験を重ねてきた。その中で、自分の理想が勤め先では実現できないと感じるようになる。そして何となく独立を意識し始め、あれこれ考え出すと楽しすぎた。
そして周囲の反対を押し切り独立。これ自体が夢だとすると、また夢が叶った。
前職の顧客を誰も連れてこず、0からのスタート。顧客開拓は今も課題だ。
3.今後の夢
もっと社会にインパクトを与えたいと思う。しかし、事務所拡大とか、仕事を大量受任とかにより実現する事は希望しない。
とはいえ、奇をてらった事をするわけじゃない。顧客視点を模索し続け、「顧客のためになる新しい事」をしていきたい。これまでもYouTube等の情報発信やネーミング会議®等の新サービスをしてきた。YouTubeでの情報発信という形式は新しいわけではないが、中身は新しいし価値があると思っている。このような活動がもっと世の多くの人々(特に知財業界外)の目に触れるように、どんどん面白いコンテンツを作っていきたい。
4.持って欲しい夢
業界に入ってくる方には、「素直に自分のやりたい事」という視点で夢を持って欲しい。「資格を取って食っていけるか」とか「独立して食っていけるか」とか「オワコンか」というのは生存本能ではあるが、夢ではない。本来、「何がしたいか」が夢のはずである。
夢を実現するために必要なのは、強い意志と行動力だと思う。また、世の中に求められている事と夢との一致点を探し実行していくことも重要だ。したがって、人の役に立ちたいと心から思えれば結果として世のニーズを満たせることになり、夢に近づきやすいと思う。
今は資格だけでは食っていけない時代だと思う。だからこそ、おもしろい。
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